育てるということ

農園を借りて野菜を作っているが、野菜を作ることは教育と同じだと思った。その本質が「按配」という点において。

種をまいて発芽するまでは、欠かさず水やりをしなければならないが、ある程度大きくなって根が張ってくると、水をやりすぎることは悪に転じるらしい。というのも、根は水分のあるところを捜し求めて根を伸ばしていくので、株近くに水をやり続ければ、根を伸ばさずとも水分を得ることができるので、根の定着が不十分になるのだ。もちろん、水をやらなければ枯れてしまう。どれくらいの間隔でどれくらいの量を与えたらよいのかというのは、天候にも影響されるし、品目によっても様々だ。まさに教育ではないか!